しずくら。

― 北国アラサー主婦の静かな暮らし ―

「火車(著:宮部みゆき)」を読みました。

 

■読書、楽しいです。たくさん読んでいます

最近、読書が本当に楽しいです。

それも、あまり新しくはない作品。

私が子供の頃、1990年代を舞台にしたものにハマっています。

 

なにしろ子供だったので、何にも考えずに過していたあの時代。

若者は、大人は何を考え、何を楽しみに、どのように生きていたのか。

 

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↑緑の公衆電話。今はどれ程、減っているのでしょう

 

インターネットがない時代の事って、意外と調べるのが難しい。

歴史の教科書に載っているような事なら簡単に調べられますが、そうでない事も私は知りたいのです。

特に1970〜1990年代くらいの、流行や、人々のリアルな生活は、その時代の雑誌や本、テレビ番組にしか残されていません。

今みたいにブログもない。

だから、その時代の、とある主婦が綴った日記なんて、実際お目にかかることも難しいのです。

 

やはり、その時代に書かれた小説は、その時代の息づかいを感じます。

虚構の入り乱れたメディアの情報よりもずっと、当時の人に寄り添い、心の声を代弁してきたものだからでしょう。

 

 

 

■『火車(著:宮部みゆき)』レビュー

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今回読んだ火車

出版されたのは平成2年で、舞台もまさにその時代。

当時問題になっていた、消費者金融の恐ろしさをテーマにした小説です。

実写化されており、作者の宮部みゆきさんの代表作でもあるので、ご存知の方も多いはずです。

私は恥ずかしながら、初見でしたが…

 

会社への脅迫が、”ファクシミリ”だったことの衝撃ときたら。

…笑ってしまいそうですが、当時はもちろん最新鋭だったんですよね。

わからない言葉があれば、まずは広辞苑を引く。

ある職場の電話番号を知りたければ、電話番号案内にかけるしかない。

行方不明者を探すなら、地元の喫茶店、床屋、その人が行きそうな場所をしらみつぶしに当たる他ない。

今の時代からは想像もつかない、そんな苦労を、つい30年前には当たり前と思ってやっていたのです。

現代なら全て、スマホでパパッと解決してしまいますね。

 

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さてそんな時代背景も楽しみつつ、内容は、クレジットカードで破滅する女を取り巻く事件を暴くサスペンス。

真相に迫るにつれ、徐々に忍び寄ってくる薄気味悪さが実に良い。

先が知りたくて知りたくて、一気に読んでしまいました。

 

ちなみに最初は、クレジットカードがテーマと聞き、節約のやる気が出るかなと思って買ったんですが。

…ちょっとそういう内容ではなかったようで…笑

純粋に面白く、完成された作品として楽しめます。

女性作家ならではの目線で、社会の歪さが描かれていると思います。

バリキャリ女性と家政”夫”の夫婦などは、当時としてはかなり珍しかったのではないかと。

 

休職中の刑事である主人公:本間と一緒に、謎解きの旅に出ている気分を味わいたい方に是非、お薦めです。

 

 

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↑中古だとこんなにお安いです。

古い作品は、中古で買えるのも魅力ですよね。 

 

 

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